まず、ライブチャットは非常にお金がかかります。なんせ普通の動画サイトやストリーミングサイトを視聴するのとは訳が違うからです。有料コンテンツサイトを利用して何かしらの動画を見ても500円とかですが、ライブ配信となるわけですので、1分からお金がかかってしまいます。1分当たりの料金はなんと100円にもなるのです。この料金のほとんどは配信者(チャットレディ)への利益となるのですが、高いか安いかといわれると非常に高いです。現代の20代前後の若者は平均して1日1時間ほど動画を見ていると言われています。興味さえあればどのような世代でもある程度の時間を動画サイトに費やすと仮定した場合、ライブチャットの利用者も1日に30分~1時間程度は利用してくれると考えてしまって間違いないでしょう。しかし、ライブチャットは非常にお金がかかり、1時間見れば1万円です。それを5日も続けてしまえば、5万円です。到底若者世代には受け入れてもらいづらいものになるでしょう。すると、ライブチャットのメインターゲットとなる層は世代的には30~40代になってきます。2ショットチャットという文化に馴染みがある世代ですので、納得といった感じでしょう。ですので、チャットレディ側もそのあたりの層が利用客となっていることを理解しているこのでしょう。昔は顔表示してのチャットなどは存在しておりませんでした。しかし、ネット回線の高速化と普及によりそれが実現できるようになってきたのです。この世代は出会い系サイトなどが普及する前か同時期ですので、出会いを期待してのサービスがあったことは事実でしょう。そもそもライブチャットというものはそういった出会い要素があったりエロ要素があるものだったのです。今でも2ショットチャットや出会いチャットは流行っています。大衆に見られることなく相手と話すことが出来るわけですので、楽しいんですよね。その楽しさを経験した世代が主に利用者となって今も楽しんでいると考えられます。ただし、配信ともなると不定期にもなります。ですから配信に合わせて視聴をすることにはなりますが、なかなかのコストがかかることは否めません。お金持ちの遊びと取るか、ある程度裕福な層が利用するものと取るかは別れますが、ひと昔前の出会いを生むツールだったことには変わりはなく、今でも2ショットチャットという文化が残っているのです。若者が好んで利用できるだけの敷居の低さはありませんが、スマホなども普及した今ではこれからもっと活気が出来可能性があるのがライブチャットであると言えるのではないでしょうか。

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